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佐賀県鳥栖市、九州の交通の要衝の街の営業所ー鳥栖。

 

雑餉隈営業所では、筑紫路を駆けるバス路線の幕も販売されました。

筑紫野・鳥栖を広範囲にカバーする鳥栖交通(鳥栖営業所)の方向幕・・。

非常に膨大な数が入荷され、雑餉隈営業所の販売会場では幕好きには天国(?)のような光景が

広がりました。

鳥栖地区の方向幕についてご紹介します。

 

■昔の鳥栖交通時代の方向幕は、こちらでもご紹介しています

 →方向幕資料集「オールドファッション編」

 

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 ●更新日 :2017年6月18日(朝倉編より分離)

 ●掲載地区:佐賀県鳥栖市、筑紫野市、基山町等

 ●担 当 :鳥栖

 ●地域特性:ベットタウン、田園地帯

 ●沿線要所:鳥栖プレミアムアウトレット・鳥栖JCT・キリンビール工場・大興禅寺

 目次(該当ページまでスクロールします)


▼1・2・3・4・5・8番 鳥栖市内線

▼21番 地場産業センター循環線

▼鳥栖プレミアムアウトレット線

▼8・9番 太刀洗線(鳥栖〜小郡〜甘木)

▼22番 北野線(鳥栖〜小郡〜北野〜久留米)

▼その他

▼10番 久留米〜鳥栖線

▼41番 あやべ線

 

▼15番 鳥栖〜本郷線

▼43番 目達原〜鳥栖線

 

▼21番 乙隈線

▼17番 筑紫野ニュータウン線

 

  

 1・2・3・4・5・8 鳥栖市内線


鳥栖地区の西鉄バスについては全く分かりません(笑)

ただでさえ路線改変が激しい上に、近年の合理化により、いつの間にか系統が廃止されていた&番号が変わっていたなんてことも、近年頻発(泣)

コメントもほとんど皆無の状況となりますので、あしからず。

 

(左)南下し、筑後川の堤防付近まで行く1番。

 

(右)やたら経由地の長い2番。製薬が活発な佐賀県ならではです。

 

 (左)北部にある九千部山山系の麓まで行く3番。

山を越えれば那珂川町の市ノ瀬付近です。

 

(右)鳥栖〜筑紫野ニュータウンを結んでいたらしい2番。

今は亡きレジャー施設、アクアフォーレの痕跡がココに!

 3番と同じく、山の麓まで行く4番。

終点に幾つかのバリエーションがあるようです。

基山方面の5番。

 

(左)小郡駅から北、けやき台の住宅街のど真ん中まで行っていた5番。まもなく廃止されましたが、やはりJR開発の住宅街で、駅まで設置されていては敵わなかったのでしょうか。

 

(右)基山駅より山の方へ向かう5番。終点の小松は、つつじで有名な大興善寺の最寄りです。

(左)西部工業団地方面へ向かう、市内線の新8番。

 

(右)集落から少し外れたところにある、東明館学園のスクール幕。鳥栖のほぼ全車に装備されているようです。

 

 8番・9番 大刀洗線


鳥栖・小郡と、甘木方面を結んでいた8番と9番。

並行する、第3セクター甘木鉄道が利便性を向上させる一方で、減便を繰り返していきました。現在一部は甘木観光バスの市内線に引き継がれています。

 

(左)8番。一番下の姫方経由は、鳥栖→小郡の区間便用なようです。

(中)9番と8番。今では甘木バスセンターも解体されて更地になってしまいました。9番は大刀洗から先は北上した後、386号線経由で甘木に向かいます。

(右)西鉄小郡駅前の区画整理が行われる前、駅前に乗り入れていなかった頃の幕なのでしょうか?中小郡止めなどもあります。

 

 

 10番 久留米〜鳥栖線


久留米と鳥栖の間を、様々な枝線を有しつつ結んでいた10番。

廃止対象路線に選ばれたり、一時期はローザ(小型車)の運行に切り替えられたりしつつも、しぶとく生き残っています。

 

(右)ローマ字表記無しですが、比較的新しい時期に作られた幕です。

 

 15番 鳥栖〜本郷線


西鉄端間駅を経由する唯一の系統だった15番。

麓駅・久留米市との境に近い下野地区とのスクール路線として存在しているようです。

 

 21番 乙隈線


西鉄大牟田線の東側に広がる農耕地帯を、北に向かっていた21番。

今では小郡市コミュニティバスに引き継がれています。

 

  21番 地場産センター循環


久留米市街と久留米インター付近の産業団地をループ系統として結んでいた21番です。

一時期は、久留米IC停車のひのくに号とも連携を図っていたようですが・・。

 

地場産センターから、再び西鉄久留米・JR久留米方面へとループします。

 

 

 22番 北野線


鳥栖と久留米を、北野・小郡経由でコの字大回りで結んでいた22番。北野〜久留米間のみ健在です。

 

(中)鳥栖直通のスタンダートな幕

(右)西鉄小郡駅を経由しない系統用でしょうか?(中)の幕の続きに準備されていました。

 

(下左)縄手営業所担当の22番。北野止のコマも入っています。

(下中・右)少し古めの横幕です。

 

 41番 綾部線


なかなか出てこなかった、41番あやべ線。

西鉄久留米と鳥栖駅の間を大回りで結びます。

 

(左)比較的新しい前幕です。

 

(右)あやべ止が残っていた大型前幕です。

日野の大型車などが担当していました。

 

 43番 目達原〜鳥栖線


鳥栖と佐賀を結んでいた43番。今では鳥栖〜目達原・神崎間が健在です。

 

(左)佐賀直通時代の43番。営業所のある第二合同庁舎行きではなく、バスセンター止めだったようです。

(中)鳥栖駅から先も運行される商工団地行き。永山は、東脊振トンネルの麓、山を越えれば佐賀橋に至る手前に位置した、小さな集落です。

(右)吉野ヶ里遺跡行きでしょうか。。

 

 17番 筑紫野ニュータウン線など (10番・15番・16番)


筑紫野市と小郡市にまたがる巨大ニュータウン。

東急と西鉄が宅地開発を行った「光が丘」「のぞみが丘」「美鈴が丘」「三国ヶ丘」。

近隣の駅とを結ぶフィダー路線ですが、運行系統が非常に複雑です。

 

(上左)三国ヶ丘駅だけで3種類!しかしなぜか指で数えるこの出来る程度の本数しか発着便が無かったり・・。

 同じ経路の便は2本と無いのか?と思えてしまいます。

(上中)もはや経由地の組み合わせは無数

(上右)原田駅前ロータリの新設に伴い、系統新設も行われましたが、効果の程は?

 

以前は17番以外にも複数の番号が存在しました。

(下左)15番、幕を見た限りでは17番とほぼ同じ系統なように見えますが・・?まだ三国ヶ丘駅開業前の幕です。

(下中)三沢方面も経由していた16番。

(下右)基山〜筑紫駅間の10番・・。

 

 鳥栖プレミアムアウトレット線


鳥栖市街地の北側にあるアウトレットモールへの買い物路線です。短期間で結構経路や乗り入れが変わった路線で、あまり実態が掴めていません。

(左)鳥栖駅とプレミアムアウトレット間が直行となっているものです。左側の「手術跡」が見えるでしょうか?結構すごい切り接ぎをされています。

(中)各停運行便のもの。一番上の、「プレミアム」と「アウトレット」の中間にある、中途半端な長さのハイフンが入ります。

(右)スプレーで塗られています。「西鉄小郡駅」。・・様々なレア幕を見ることが出来ましたが、一番情熱や人間味を感じたのはこのコマです(笑)

鳥栖市のアウトレットモールへ向かうシャトル系統の幕です。

 

路線が幾たびか変わっており、全容がつかめません・・。

 

(右)一番下の西鉄小郡駅行の幕。ステンシルのようにスプレーで塗装されています。

 

 そ の 他


 

 

(左)基山の名刹、大興善寺へと向かう臨時系統の幕です。旧5番の小松バス停の折り返し場を利用して運行されます。春のつつじシーズン、秋の紅葉シーズンにはライトアップも行われます。

 

(右)鳥栖幕の一つは、バーコード式(3連動)と、バーコードナシ(2連動・後方幕手動)とが切り継ぎされていました。

ありなんですね(笑)

 

 

サイト内関連ページ


 

●西鉄バス方向幕資料集 朝倉編(甘木)

●西鉄バス方向幕資料集 太宰府編(原・二日市)

●西鉄バス方向幕資料集 オールドファッション(プロローグ2/販売の様子)

●西鉄バス方向幕資料集 久留米・佐賀編