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熊本県を本拠地とする九州産業交通。

九州内一円に路線網を持つ、同社の高速用車輛です。

 

 

1988年、同社初の夜行高速バス路線で採用された「サインライズカラー(通称)」がその後高速車の標準塗装となっています。

 

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 西工 C型 高速車(ハイデッカー・4列シート)

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福岡〜熊本「ひのくに」用に導入された、4列シート・トイレ付の車です。

フロント部分は、ガラス下の通常は黒く塗られる部分を白色のままとし、4色の曲線を大胆に配置しています。

 

(下左)西鉄博多営業所に入庫する、福岡空港各停便。

(下右)都市高速天神北ランプを降り、天神中心部へ向かうスーパーノンストップ便。

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近年は「ひのくに」への新車投入に伴い、様々な路線に転用されています。

 

 

(上右)新幹線連絡高速バス、「B&Sみやざき」で活躍するC型。

 

(左)天神バスセンターを走るC型。

 

 

日野セレガFシリーズ 高速車(ハイデッカー・4列or3列シート)

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1992年の「デラックスひのくに」以降導入され続けた日野セレガのハイデッカー。

県内高速「ひとよし」から、福岡〜宮崎線「フェニックス」まであらゆる路線に姿を見せます。

4列シート仕様と、3列シート仕様車があり、各路線で使い分けられています。

 

(上)熊本〜北九州「ぎんなん」で活躍する3列シート車。

(下)人吉インターを走る「ひとよし」。

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(上右)人吉インターに到着した、熊本〜宮崎「なんぷう」。鉄道の不便な人吉地域での都市間輸送の主役は高速バスです。

 

(下左)朝日を背に九州山地を走る福岡〜宮崎「フェニックス」。熊本県内を起終点にしない路線ですが、熊本県内の走行区間も長いことから、運行開始以来、同社も路線を担当します。

(下右)宮崎行の始発フェニックス。

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三菱ふそうエアロバス 高速車(ハイデッカー・4列or3列シート)

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セレガと並ぶ九州産交高速車の中堅、エアロバス。

フェニックス等で活躍する3列シート車や、ひのくに用の4列シートなど、活躍範囲の広い車です。

バスコレクション14弾で模型化されました。

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(上)熊本〜鹿児島「きりしま」。人吉インター出発後、九州山地に挑みます。

 

(下左)鞍手パーキングエリアを出発する福岡〜北九州「ぎんなん」。 

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福岡都市高速を走る「スーパーノンストップひのくに」。

九州新幹線開業後も多くの乗客に利用されています。

 

 

いすゞガーラ 高速車(ハイデッカー・4列シート)

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九州産交の高速車の中では少数派のガーラ。

 

折戸に後面一枚窓、全面ライト周りの白色仕上げなど、

こだわりの仕様です。

 

 

 日野新型セレガ 高速車(ハイデッカー・3列シートor4列シート)

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高速車の新勢力、新型セレガ。

福岡にやって来る高速バス担当会社の中で、同型車を導入したのは九州産交が初めてだったように思います。

 

(左)ひのくに号でデビューしました。

(右)近年納車の車は、前半分に広告を掲載できるよう、少々小ぶりなデザインになっています、

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(左上)サンライズカラーはどんな車にも似合います。

 

 

(右上)「ひのくに臨時」として天神バスセンターで待機する新型セレガ。

福岡でのコンサート開催日、夜の熊本行きの乗り場には長蛇の列ができ、多数の臨時便が運行されることがあります。

最終便でも載せきれず、深夜にまで臨時便が走ることも・・。

 

 

三菱エアロエース 高速車(ハイデッカー・3列シートor4列シート)

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エアロバスの後継車種、エアロエース。

九州産交でも早速導入されています。

 

新型セレガに比べると柔らかなデザインです。

 

 

(左)雨の人吉インターに到着した「なんぷう」

 

 

日野セレガGシリーズ 高速車(スーパーハイデッカー・3列シート)

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日野セレガのスーパーハイデッカーです。中長距離路線で活躍しています。

 

(上左)90年代半ばまで、全面下部は黒く塗られていました。福岡高速営業所に入庫するフェニックス。

(上右/下左)福岡〜宮崎「スーパーフェニックス」で活躍するセレガ。

(下右)セレガRのスーパーハイデッカ―も在籍しています。

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三菱ふそうエアロクィーン 高速車(スーパーハイデッカー・4列シート)

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まとまった台数が在籍するエアロクィーン。夜行路線や九州内長距離路線で活躍しています。

 

(上左)宮原パーキングエリアで休憩中の「フェニックス」。奥には「桜島(南国交通便)」のエアロクィーン。

(上右)博多駅を出発する「フェニックス」。

(下左)運転席側はひとり掛け、ドア側は二人掛けの仕様です。座席以外は茶色系でコーディネートされた車内。とても落ち着きのある内装です。

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山を越える「フェニックス」。

 

 

高出力の本領発揮で、上り坂ではトラックや乗用車を次々に追い抜きます。

 

 

 ひのくにカラー(通称:青十字) 高速車(ハイデッカー・4列シート)

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執筆時点では、他路線転用の上で消滅までカウントダウンの始まった「ひのくにオリジナルカラー」。

1973年の路線開設時に導入された伝統あるカラーリングです。

 

 

(左)福岡空港に入線する各停便。1992年のひのくにダイヤ改正で『デラックスひのくに』として鮮烈なデビューを果たした車です。

(右)西工C型です。セレガ導入前年の1991年式です。アンドンがユニークです。

 

 

つい数年前まで、日常的に見られた車でした・・。

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一時は産業再生機構の支援を要請していた同社ですが、その後HISグループの支援により見事復活。

バスファンの間からは「職人」とも言われる、敏腕ドライバーによる無駄のない走りも健在です。

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